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2018.11.16

受験は、子ども独りじゃ過酷。 サイボウズに学ぶ、チームの力。【第2回】

え!これが仕事場? サイボウズのオフィスは、
まるでテーマパークかリゾートみたいだ。

なぜ、オフィスに遊び心を?3つの理由
① もっと滞在したい空間になれば、
仕事がはかどる。
② 働き方を自由に選べれば、
やる気が上がる。
③ 互いの楽しいを尊べば、
チームで楽しく挑める。

こんにちは。編集部のタカハシです。第2回目は、サイボウズオフィス探訪記をお届け!歴史文化とショッピングの街、東京日本橋。大手の本社がひしめくこの地に、サイボウズ㈱はある。本社は、日本橋駅直結の重厚なオフィスビルの27階だ。

探訪記に入る前に、『チームワークの力』について、念のため一般論を整理しておこう。一人の力では実現できない成果も、チームワークがあれば達成できる。つまりチームワークとは、メンバーが共通の目標に向かい協力しあうことで、力を何倍にも増幅すること。

前提としては、メンバーごとの得意が違うこと。違うから、他の人が気づかない視点や角度から、なにが問題で成果が出ないのか、どう取り組めばその問題を解決して成果へつなげられるか、見極めことができる。人が持っていない得意を持ちよることで、お互いを補い合ってスーパーな力を生み出せる。つまり、チーム力なら、天才に近づける。

逆にいえば、一人っきりでは、成果が出ない原因が永久にわからない!原因がわからないから、どれだけ一人で必死にもがいても、原因を永久に取り除けない!本人の欠点を、誰も永久に補ってくれない!従って、成果は永久に上がるわけがない!というドンヅマリにおちいるわけだ。

うむうむ、一人っきりのがんばりは、ときにこのように無力で恐ろしく、チームワークの力はときに魔法のような驚異的な力を生むこともある。

でも、受験に挑むお子さんは、一人で受験の荒野に。理由は、「受験ってそんなもん」という古い常識ゆえ。
サイボウズがビジネス領域で、いかに古い常識を打ち破っているか。いざ、探ってみましょう!

「チームワーク力が高まるオフィスってどんなだろう?」エレベーターを降り、エントランスをくぐると、人事部の武部美紀さんが微笑みながら出迎えてくれた。「うん?なぬ?…武部さんのうしろに、なにやらイキモノ的なものがいるぞ?」

武部さんは僕の視線に気づき一言、「キリンの兄弟なんです。」ホントだ!キリンのでかいぬいぐるみが3頭いる。緑の樹木に、レンガとウッドをあしらった歩道。ここはアレですか、公園かなんかですか?明らかにポッカーン顔のタカハシに、武部さんは続ける。

武部さん:「当社は、“チームワークあふれる社会を創る”がミッション。チームワークが活性化するインフラづくりをめざしています。そのためには、制度・ツール・風土、3つの整備が不可欠で、このオフィスは、ツールの一つなんです。」

― タカハシ:サイボウズは、主力製品としてグループウェアを開発販売する会社。チームや組織で情報共有することで、人と人の相互理解や知識共有、意見交換などを促進。仕事の創造性や生産性を高めている。そのツールと同じ意味合いを、オフィスそのものが持っているわけか。

武部さん:「風土としては、公明正大という考え方や人それぞれが望む勤務時間や働き方という多様性を大事にしています。育児中なので、時短で働きたい人もいますし、オフィスでバリバリ働きたい人もいれば、仕事とプライベートのバランスをとって働く場所を自由に選びたい人もいますよね。」

― タカハシ:「へええ。フツーの会社なら、“何をわがままのことを”と一笑にふされたり、“組織の規律をなんと心得る!”と叱られたりしそうですが。」

武部さん「私たちの仕事観の根底には、“チームワークこそ力”、“楽しいは正義“という考えがあります。」

武部さん:「楽しくなければ結局、仕事のスピードも質も上がらない。面白いアイデアも出ないじゃないですか。」

― タカハシ:「フツーの会社は、“楽しいは正義”なんてカケラも思っていませんよね。むしろ、“ツライのが仕事。文句あっか”じゃないですか。サイボウズでは、楽しく働くために、自分にあった働き方を、自分で決めるってことですね?」

武部さん:「ですね。上司や仲間と話しあって決める。お互いに個性や主体性を尊重することで、逆に責任感とかチームワークへの意識も高まる気がします。“月に3日は在宅勤務したい“とか、“この日は絶対18時退社”とか、”満員電車はやる気をなくすから、避けて出社するとか。”自分の知識と経験と収入を上げたいから、副業をしたい“という希望も歓迎なんです。私自身も、副業をしていますよ。」

― タカハシ:「なるほどお。好きな働き方を自分の意思でチョイスできるんだから、チームと協力しあってがんばんなきゃ!ですね。あ、入口からすぐに、カフェまであるんですか。」

武部さん「飲食ができるBARやラウンジを複数開設。まじめに仕事の話をする場には、飲食費を会社で支援、という制度も。」

武部さん:「目的は人の自由な語らい、勉強会なんかを促進するため。遊びのないキュークツな空間では、仕事を監視されているみたいで、どうしても〝やらされ感”は出ますよね。個人が砂粒のように孤立してしまったら、発揮できる力はしれています。」

― タカハシ:「で、キリンに小鳥さん、動物たちはどういう意味合いがあるんですか?」

武部さん:「私たちが大事にする多様性を象徴するのが動物たちなんです。こちらからも質問したいのですが、このオフィスどうですか?ずっと滞在していたくならないですか(笑)」

― タカハシ:「もっといたい(笑) ここで原稿を書きたい(笑) 気持ちがアガるし、リラックスできる。ガラス張りで見通しがよくて、いろんな人が生き生き交流しているのが見えるし、刺激になりますね。」

武部さん:「いろんなイベントを開催して、たくさんのゲストにもお越しいただくんですけど、イベントに参加して終わりじゃさみしいし、効果的じゃない。このオフィスにもっと滞在して、いろんな人と意見交換して、学びあいながら何かを得られる時間にしたい。皆さんに、この場所で楽しくつながることの価値を、感じてもらいたいんです。」

― タカハシ:「お子さんも喜びそうだあ。」

武部さん:「はい。オフィスには子連れ出社が可能なスペースもあり、働くパパママにも、好評です。お子さんは、働く場所じゃなくて、“遊び場”だと思っていたりして。在宅で働く社員は、テレビ会議システムで打ち合わせに参加するんですが、オフィスがオープンな雰囲気ですから、そのカタチも自然なんです。」

― タカハシ:「あのお、そもそものことを聞きたいんですけど、チームワークというキーワードはどう誕生したんですか?」

武部さん「社長の青野が、前職で歯がゆい思いをしたことがきっかけです。」

武部さん:「社長の青野は、元大手の電機メーカーのエンジニアだったのですが、隣の先輩はいつも仕事に追われて多忙を極めていたそうです。でも青野には、先輩が何をやっているのか、何に追われているのかがわからない。忙しい理由が、見えないわけですね。チームとして仕事の内容や進捗を共有していれば、少しは手伝うこともできるのに、と歯がゆい思いをしたそうです。そのときから、もっとチームワークを高められる技術サービスが世の中にあればいいのに、という思いを抱きはじめ、その思いがサイボウズ設立へとつながったんです。」

― タカハシ:「一人ひとりが、孤立して、それぞれが孤独に悪戦苦闘していたと。それでは会社の雰囲気も殺伐としたものになりそうですねえ。」

武部さん:「はい。本来は、チームの力を信じるから、組織をつくり人と人が隣り合っているはずなのに、孤立していては会社の意味そのものがありません。会社で仲間と隣あう必要性、が希薄になり、組織である根拠が揺らぐ。そういう仕事環境は、人からやる気も奪うし、その会社で働く価値もおとしめてしまうのではないでしょうか。結果、離職が多発してしまう。。」

― タカハシ:「根深いですねえ。その歪を解決する突破口として、チームワークという考え方が浮上したということですかあ。チームとの結び目がぎゅっと強くなれば、その会社で働くことの意味もぎゅっと強くなりますものね。」

武部さん「じつはウチも10年ほど前は、離職率が高くてとても困っていたんです。」

― タカハシ:「へええ。そんな時代もあったんですね。」

武部さん:「会社の画一的な決まり事やルールに、働く人が合わせる、というカタチはもともと無理があって、やる気と多様性を奪う。結果、社員がどんどん辞めていってしまう。それは本末転倒、真逆なんじゃないかと。社員の多様性を大事にしていろんな人が望むいろんな働き方に、会社が合わせていくのが本来のカタチじゃないか。そうでなければ、人のやる気は高まらない。働く人を主役において、やる気が芽生える環境づくりに力を注がない会社は、社員の定着率を高められるわけがないと、改革に着手したのです。」

― タカハシ:「サイボウズは、それをやる!と決心したわけですね。確かに、自由な多様性が人のやる気を高め企業力を上げる、という法則と、多くの会社が採用している決まり事や習慣はすごく矛盾していますね。」

武部さん「会社って器にしかすぎず、会社の実態は、“人と人の協力”にしかありません。」

武部さん:「居心地のいいオフィスコンセプトも、“人と人がチームとして連携するためのステージを、いかに楽しく快適するか”、そこから生まれたカタチだということです。」

― タカハシ:「社会は、昔より人が孤立しやすくなっていると思います。チームワークの力は、会社だけじゃなく、家族のあいだにも必要な時代だろうなあ、と感じました。武部さん、ていねいにご案内いただき、本当にありがとうございました。」

武部さん:「こちらこそ。いろんなイベントを開催していますから、興味があったら、ぜひお誘いあわせのうえ遊びに来てください。」

タカハシの探訪記まとめ

優秀な大人だって、一人の力に限界を感じて、チームの力で難関を突破しようとしている。なのに、受験はお子さん一人なんて、やっぱすごく変だなあ、と改めて感じた。

特に、地方の受験生は、東京の大学(私大)については、情報もなければ、頼れる存在もほとんどいない。

「田舎すぎて予備校がなく、学校の先生もそんなに頼りにならなかった」
「進路相談にのってくれる人もいかなかったので、不安を抱えながら入試に臨んでいた」
「私大の情報が高校に全くない」
「いつ何を勉強すればいいか、目安も分からない」
「衛生予備校はあったが、直接教えてくれる先生がいなかった」
「早慶上智・GMARCHを志望する生徒は、学校で蚊帳の外。情報が圧倒的に少ない」

これは、シンドバッドの地方出身の社員の実体験の声だが、多くの受験生が似た状況のはず。

東京を目指す地方の受験生は、暗闇をさまよいながら、孤独や不安と格闘している。昔も今も、それはほとんど変わらない。

地方の受験生に限らず、志望校合格は、ほとんどのご家庭にとって、お子さん一人の目標ではなく、『ご家族の共通目標』のはずだ。

であれば親と子がチームを組んで、そこに“受験のプロ講師”を入れて、全員でサポートしながら、お子さんのやる気を引き出し、その子に合った志望校ごとの合格作戦を立案・実行すべきではないだろうか。

保護者のみなさんは、どうお感じになっただろうか?

この記事の執筆者:
タカハシ

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