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2018.12.12

大学合格後、お部屋選びで、絶対に確認すべき7ポイント。ヘヤギメ!の秘訣【第2回】

物件を借りる私たちだって、
いい部屋を見極める目を養いたい!

こんにちは。『受験ジャパン』編集部のハラダです。土地勘のない地方から上京してくる親子に、親切ていねいに物件を紹介してくれる不動産仲介店舗<お部屋探しCAFEヘヤギメ!>。
そんな『ヘヤギメ!学生サポートチーム』から、受験生のお部屋選びをアドバイスしていただくシリーズ、第2回です。

前回は「不動産屋さん選びで、幸せな東京学生ライフは決まる!」というお話をしました。(前回の記事はこちら)。志望校近くの不動産屋さんを早速検索された親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、私には不安なことがあるのです。それは、どんなに素晴らしい不動産屋さんと出会えたとしても、担当者さんによって紹介してもらえる物件は違うのではないかということ。

疑り深いでしょうか?いやいや、初めてのお部屋選びですから、このくらい慎重になるべき。私たち自身も、物件を見極める目を養うべきだと思うのです。

ー 編集部:関根さん、渡邊さん、やっぱり私たち借りる側も、不動産屋さんにきちんと質問できるようになりたいんです。ポイントは、どんなところにあるんでしょうか?

関根さん:分かりました!任せてください。挙げ出したらきりがないので(笑)、今回は7つだけ。不動産屋さんにぜひ確認していただきたいポイントを紹介しますね。

  • ❶ 通学手段ではなく通学時間
  • ❷ 安すぎる家賃に注意!
  • ❸ 敷金礼金の落とし穴
  • ❹ オートロック付きに騙されるな
  • ❺ 内見できない時の裏ワザ
  • ❻ 畳の帖数だけでなく、平米数もチェック
  • ❼ 家賃が発生する日

1. 通学手段ではなく通学時間

関根さん:まず、皆さんに考えていただきたいことは、物件から大学までの通学時間です。「通学にどのくらいの時間を割けるか?」ということです。

ー 編集部:通学手段ではなく、通学時間ですか?

関根さん:そうです。地方の学生さん親御さんの中には、「とりあえず大学から徒歩圏内の家に住みたい」とおっしゃる方が多いです。地方は電車の路線や本数が少なく、「電車で学校へ行く」感覚があまりないので、「電車=不便」と思っているんですね。

でも、ここは東京。電車は数分に1本やってきます。大学から徒歩圏の物件よりも、電車や地下鉄で一駅、二駅先の物件の方が近いくらい。通学通勤手段にこだわる前に、希望の通学時間を不動産屋さんに伝えて、住める範囲を広げた方が得策です。範囲が広がれば、その分物件の選択肢も増えますからね。

渡邊さん:当社の後輩の実話なのですが。彼は、大学から配布されたパンフレットに載っている物件と大学までの距離が、徒歩圏であることを見つけて、契約したそうです。

でも、実際に歩いてみたら、小さな山を二つ越えなくてはならず何十分もかかったと。「距離に騙された」と嘆いていましたね(笑)。こういう失敗談もありますから、「どのくらいの時間でたどり着けるか」を確認した方がいいと思います。

2. 安すぎる家賃に要注意!

ー 編集部:親御さんの気がかりの一つは、家賃が上がることだと思うんです。家賃に関して、注意が必要なことはありますか?

関根さん:できる限り家賃を抑えたい。その気持ちはよく分かります。でも、経験上お伝えしたいのは「安すぎる物件にはそれなりの理由がある」ということです。だから、住みたい街に目星がついたら、そのエリアの家賃相場を必ず聞いてください。もし、相場よりも安すぎる場合は、その物件は要注意です。なぜ安いのか、その理由を必ず聞きましょう。

3. 敷金礼金ゼロの落とし穴

ー 編集部:敷金礼金※も、初期費用に大きく関わる出費ですからやはり気がかりです。最近は、「敷金礼金ゼロ」という表記をよく見ますが、怪しく感じるのは私だけでしょうか?

※「敷金」は、部屋の原状回復費用としてあらかじめ払うもので、契約終了後に、原状回復費用を差し引いた分が戻ってくるもの。「礼金」は、大家さんにお礼の意味で払うもので、原則戻ってこないもの。どちらも家賃1ヶ月分くらいが相場。

関根さん:「敷金礼金ゼロ」って魅力的ですよね。でも、やはりカラクリが潜んでいます。例えば、「礼金ゼロ」の場合、「家賃相場が他と比べて高く設定されている可能性」があります。礼金と家賃の組み合わせで、全体のバランスを取ろうとしているのです。入居期間が1年くらい短いなら礼金ゼロでもいいですが、もし4年間住むつもりなら「礼金2ヶ月の物件の方が、トータルコストを抑えられた」なんて話もあります。全部がそういうわけではないですが、「安い」という理由だけで決めてしまうのは要注意です。

渡邊さん:他にも、礼金ゼロの代わりに、その不動産独自の付帯商品で諸経費を取る物件もありますね。ざっと計算したら、礼金(家賃1ヶ月分)を軽く越えてしまうなんてことも。必要なものそうでない物を判断する為に、不動産屋さんにしっかり質問してみましょう。

関根さん:「初期費用はそれなりにかかる」と考えたほうが良いかもしれません。

4. オートロック付きに騙されるな

ー 編集部:セキュリティ面も、不安は尽きませんよね。やはりオートロック付き物件にするべきですか?

渡邊さん:実は、この「オートロック付き」という言葉にも注意が必要なんです。オートロックは、自室の鍵だけでなく、建物内に施錠された共用玄関があるところがポイントです。私が昔住んでいた家はオートロック付きでしたが、一階の部屋のベランダが共用玄関のすぐ隣で、外から丸見えの状態だったんです。確かに施錠できる2つの玄関がある建物でしたが、セキュリティが万全かというと、そうは言えませんでしたね。「オートロック付き」という言葉に騙されずに、セキュリティをきちんと確認することをオススメします。

5. 内見できないときの裏ワザ

ー 編集部:住みたい物件の候補が具体的に挙がったら、次のステップは、部屋の中を実際に見る『内見』だと思います。内見で気をつける点はありますか?

関根さん:可能な限り内見していただきたいと思っているのですが、都内では1ヶ月、2ヶ月先に退去予定の物件も、市場に出回っています。内見できない物件が多いのです。とても良い物件なのに内見できないという理由だけで選択肢から外してしまう方は多くいます。実にもったいないです。

ー 編集部:ということは、内見せずに部屋を決めてしまっても大丈夫ということですか?

渡邊さん:そうですね。決断できるだけの安心材料を、不動産屋さんが示してくれるならば大丈夫です。ヘヤギメ!の場合、内見できないお部屋は、それを補うような情報提供をしています。該当のお部屋写真をお見せしたり、現地へ行って周辺環境を確認したり、エントランスをご案内したり、同じくらいの広さの物件を内見していただいたり。築年数も同じか少し古いくらいの物件を選ぶことで、水周りやお部屋の雰囲気を体感してもらっています。

関根さん:体感していただくことで、お客様が納得出来るレベルを共有させていただいているんです。内見できないからといって一概に選択肢から排除せず、該当物件と近しい体験ができるように不動産屋さんに頼んでみてください。

6. 畳の帖数や平米数だけでなく、間取りもチェック

ー 編集部:内見ができないとなると、間取りから得られる情報がとても重要になると思うのですが、どんな点に注意が必要でしょうか?

関根さん:間取りを注意して見ないと「思っていた広さと違う!」ということがあります。勘違いを生むのは「帖数」や「平米数」という数値だけでの判断です。「10帖」という表記を見て喜んで内見したら、思った以上に狭かったなんてことが起こります。記載されている「帖数」がその部屋の「帖数」なのか、キッチンや廊下なども含めた「帖数」なのか、注意が必要です。また「平米数」が広くても間取りをみたら、水周りにスペースが多く取られていてお部屋の広さは「4帖」なんてことや、お部屋は広いにも関わらず家具の配置を考えたら使い勝手が悪いなんいてこともあります。「帖数」「平米数」そして「間取り」まで確認するといいですよ。

7. 家賃が発生する日

ー 編集部:ここまで、6つのポイントを教えていただきました。それでは、最後のポイントをお願いします!

関根さん:最後は、「家賃の発生日」を確認していただくことです。多くの方が、「家賃の発生日=入居日=4月1日」と考えていますが、学生限定マンションや学生会館以外は、家賃発生日はバラバラです。「即入居・現空」といった物件では、申込(契約)2週間後には家賃が発生してしまいます。その点は、不動産屋さんにきちんと確認するべきです。

ー 編集部:となると、あまり早い内から物件を探さないほうがよいのでしょうか?

関根さん:そんなことはありません。推薦入試で合格された方は12月には物件を探しに来られますし、一般入試の方も、1月頃から親御さんが調べ始めていますね。不動産屋さんを決めて、いくつか図面を送ってもらうなど、少しずつ準備をされた方が良い物件と出会えると思います。

ー 編集部:具体的なポイントが分かったので、これで、自信を持って不動産屋さんに行ける気がします。関根さん、渡邊さん、ありがとうございました!

最終回は、充実のキャンパスライフを送るために、地方の受験生にオススメしたい物件やお部屋の条件について教えてもらいたいと思います。次回も、お楽しみに!

(第3回へ続く)

第3回の記事はこちらから

この記事の執筆者:
ハラダ

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